大学生のうちにしかできないことってなんだろう
最近、残りの大学生活でしかやれないことをやろうとぼんやり考えることが多い。
就活も一区切りつき、残りの大学生活は1年と2ヵ月弱だ。大学4年は授業もゼミしかないので卒論を書くぐらいである。
今はアルバイトも長期インターンもしていない。よって、自分の時間を100%コントロールできる状態にある。
まさに、1年2か月の自由な時間という、時間を資産と考える人にとっては喉から手が出るほど欲しいものを私は持っている。
しかし、いざその時間を手に入れてみると、途端に何をしてよいかわからなくなる。
- バイト
- 長期インターン
- 留学
- 旅行
- 世界一周
やろうと思えば大学生時代にやれることばかりだが、世界一周以外はもうすでにやってしまった。
留学は短期でしか行ったことないのだが、長期で行っても費用の割に得るものがないと思ってしまう。半年や1年の留学から帰ってきた友達も、帰国してからは英語を話す機会もなく英語力も衰えてしまっている。
英語力を鍛えるために留学に行くぐらいなら英会話教室に通うのだが、せっかく通っても実践で使わないと意味がない。
今まで海外には20回以上行ったが、海外は日本ほど治安も良くないし、アルコールの制限も厳しく路上で飲むことが法律で禁止されている国もある。それに食べ物や物価を考えたら日本にいるのが一番合理的な選択に思えてしまう。
ヨーロッパには行ったことがないので一度行ってみたいのだが、社会人になっても休暇で行こうと思えば行けるし、大学生のうちしかできないことではない。それにせっかくヨーロッパに行くなら、歴史や芸術をちゃんと勉強してから行きたい。
だから、今ヨーロッパに行くことは自分の快楽を満たすただの「消費」だと思ってしまう。
これは以前の記事で紹介した「消費」か「投資」かを考えることの弊害であるともいえる。確かに支出は激減したのだが、未知の経験との出会いを妨げてしまう側面もある。
以前は青春18きっぷを買ってフラッと1週間ぐらい日本をめぐるなんてことをしたが、今それをやろうとしたら一歩引いて考えるだろう。
そもそも今はバイトをしていないから経済的に余裕があるわけでもないのだが、バイトをして旅行行って楽しかったなあで終わる大学生活にもしたくない。
就活でOB訪問などをして大学時代にできなくて後悔していることなどを聞くことがあるが、帰ってくる答えは大体「長期インターン」か「海外旅行」である。
まあ言いたいことはわかるのだが、それは学生時代という貴重な時間を「消費」にあててしまったために将来の大半を時間労働に充てなくてはならなくなってしまっているともいえる。
逆に、今の大学時代を「投資」に充てれば、この1年ちょっとという時間と引き換えに将来莫大な時間を手に入れることができるかもしれない。
そう信じて、私が今続けていることは、「筋トレ」、「プログラミング」、「ブログ」の3つである。
これらはすべて将来への「投資」になると思ってやっている。この中で最も収益源になりそうなのはプログラミングで、フリーランスエンジニアとしてもう少しで仕事をもらえそうなところまで来ている。
けど、この3つを続けることは少し難しいんじゃないかとも思っている。
それは、言い訳に聞こえてしまうが周囲の影響が大きい。
一般的に就活が終わる6月や7月を過ぎたころから、海外旅行など残りの大学生活を謳歌するような投稿がSNSを埋め尽くすだろう。
自分はそれを見てどのように思うだろうか。やっぱり羨ましいと思い、自分も同じように行きたくなるのだろう。そうなったら、素直に行こうと思うが、それは今行っている「投資」を続けていることを条件にしたい。
海外に行っても、wi-fiがあればプログラミング案件を受注することもブログを書くこともできるし、筋トレだってできる。
これらはやる期間が長ければ長いほど積み重なっていくストック型の資産であり、続けることに意味がある。というか続けなければ今まで積み重ねてきたことが無駄になる。
そう自分に言い聞かせて、しばらくは自分の将来への「投資」に時間を当てようと思う。
マネーフォワードで収支を管理しよう
マネーフォワードというアプリをご存じだろうか。
いわゆる家計簿アプリで、日々の支出や収入が管理できる優れものである。
今まで小遣い帳が1か月以上続いたことがない私だが、このマネーフォワードは約2年前から使いはじめ、未だに続いている。
極度のめんどくさがりの私でもこんなに続くのにはワケがある。
今回は、そんなマネーフォワードの特徴を紹介しよう。
マネーフォワードのすごいところは主に3つある。
まず一つ目に、UXの良さである。月ごとにどの項目にどのぐらい支出があったかがパッと見てわかる。
こんな感じに表示され、前月と比べたりして使いすぎている項目がないかすぐに確認することができる。
2つ目は、連携先のバラエティの広さである。
銀行口座はもちろん、クレジットカード、電子マネー、モバイルSuica、スターバックスカード、証券口座など、幅広い連携先がある。
よって、資産がいくつもの場所で管理されている場合でも、収支が一目瞭然である。
私の場合、みずほ銀行、三井住友銀行、証券口座、スターバックスカード、財布(現金管理)に資産が分散されているが、すべてと連携することでややこしいことにならない。
そして3つ目に、現金管理以外は何も操作する必要がないという簡便さである。
現金で支払ったり受け取ったりしたものは、日付、項目、金額を入力する必要がある。これも10秒ぐらいで終わるから別に面倒ではない。
しかし、クレジットカードや電子マネーで支払った場合、連携さえしていれば勝手に支出に計上されるので何も操作する必要がない。
現金しか使えないところでは仕方なく現金を使うが、私は普段ほとんど現金を使わない。電子マネーが使える場所では必ず電子マネーを、電子マネーが使えなくてカードが使える場所ではカードで支払う。
最近は電子マネーが使える自動販売機が増えてきたが、現金しか使えない自販機はほとんど使わない。
現金派の意見として、カードだと払いすぎていることに気づかずたくさん使ってしまうというのがあるが、マネーフォワードで自動で集計されているのでそれを見れば使いすぎているかどうかはすぐにわかる。
自動でデータに残るが、項目などが意図してるものとは異なることがある。
例えば、交際費で計上したい支出が食費で計上されてしまうことなどは時々ある。しかし、それは後で確認して変えたければ変えることができるし、基本的には項目も正しく判断してくれる。
だからレシートをわざわざ取っておいて財布がパンパンになることもない。
以前、レシートの写真を撮るとそれを判断して集計してくれるアプリがあったが、あれは長続きしなかった。それは、私にとってはレシートを取っておくことも写真を撮ることも面倒だからである。
こういうのは続けることが大事だから、手段はマネーフォワードでなくても何でもよい。
私の母は、2日に1回必ず家計簿をつけている。レシートと照らし合わせて電卓で計算し、紙の家計簿に丁寧に書き込んでいる。しかもそれを私の家計簿アプリよりはるかに長い期間続けている。
それが習慣となって継続できるならそれでも全く問題ない。
けど私は極度のめんどくさがり屋だから、できるだけ普段の操作は少なく簡単なほうが長続きする。
だから他の手段ではだめで、マネーフォワードだから続いてきたのだ。
しかし、家計簿アプリには弱点もある。
それは、1円単位の管理は難しいので几帳面な人にはあまり向かないということだ。
自販機で飲み物を買って100円を入力し忘れたり、友達と割り勘してカードでまとめて支払った時など、多少の誤差が発生することはよくある。
私の母の場合、1円でも計算が合わないと頭を抱えているので、そうゆう人には向かないと思う。
私は収支がざっくりと把握できれば良いので、家計簿アプリが向いているのである。
私と同じめんどくさがり屋の人でマネーフォワードをまだ使っていない人がいたら、ぜひ使ってみてほしい。これで続かなかったらもうあきらめるしかない、、
泉佐野市がふるさと納税で炎上している件
昨日、こんな発表があった。
大阪府泉佐野市が、ふるさと納税の返礼品に加えて、最大20%のアマゾンギフト券を配布すると発表した。
元々、泉佐野市は返礼品の高さからふるさと納税で有名になった自治体である。
総務省が「返礼品規制」によっての価値を寄付額の3割までにするようにという動きがあるが、泉佐野市はそれに反抗的な態度を示し、4割や5割近い返礼品を用意していた。
それに伴って政府は呼びかけを強めていたが、それを受けてのこのキャンペーンの発表である。
ふるさと納税制度が変更される前の「閉店キャンペーン」と称し、対象商品を5月以降の発送にすると寄付額の20%、5月より前の発送であれば寄付額の10%のアマゾンギフト券が返礼品に加えて配布されるという。
政府に真っ向から反抗するような施策だが、自治体の担当者はあくまで
「あくまでもうちが用意している通常の返礼品を選んでいただいて、寄付をいただいた方に対してのプレゼントとしてギフト券をお付けさせていただいている」(泉佐野市成長戦略室 木ノ元誠参事)
とコメントしている。
泉佐野市は平成30年のふるさと納税で200億円以上の税収を得たという。
しかし、国民が納める税額は一定のため、泉佐野市などの自治体が税収を上げる一方、税収が減る自治体もあるということである。
例えば、世田谷区は平成30年度の税収が41億円減と発表した。東京23区はもともと税収が多かったが、ふるさと納税によって大打撃を受けている自治体も少なくない。
これに対し、ふるさと納税によって税収が減少した自治体の市長は口をそろえて、「ふるさと納税制度は悪だ」という。
しかし、これは必然の結果なのではないだろうか。
本来、ふるさと納税は「寄付」がメインで返礼品はあくまでおまけという考えのもとに立っている。
しかし、このような制度を作れば、泉佐野市のように返礼品を豪華にして税収を増やそうと考える自治体が出てくることは簡単に予想がつく。
そして、人々はこのエサに簡単に釣られる。Paypayのバラマキ企画にしろ、仮想通貨にしろ、人々は目先の小銭を集めることに夢中になる。
ふるさと納税は自治体にとって、なによりも効果的に税収を集める方法ではなかろうか。
だから、泉佐野市の施策は間違っていないと私は思う。もちろん集めた寄付金は正しく使われる必要がある。
集めた数百億円をきちんと市民のために使い、大規模な施設を作って人を集め、街を盛り上げて消費が活性化すれば、日本の経済成長にも貢献できる。
地方の過疎化が嘆かれる今の日本において、ふるさと納税は地方を活性化させるチャンスである。
税収が減った自治体は市民や他の自治体を非難してる暇があったら、何かしら手を打つべきである。泉佐野のように返礼品の豪華さで勝負することが難しいのなら、ただの「モノ」ではなく「コト」を返礼品にしても良い。どこかの会社と提携して新たなサービスを立ち上げ、寄付者のみ無料で使えるようにしても良いかもしれない。
このまま文句を言っていても人々の行動は変わらない。
返礼品規制などができても、そのルールの穴をねらって寄付金を集める自治体は出てくるだろう。これまでは明確なルールがない何でもありの状態だったため、とにかく返礼品を豪華にする泉佐野市が圧勝していたが、これからはルールの中で正しく戦うことが求められる。
「コト」なら明確に価格が査定できないため、寄付者にとんでもないサービスを行う自治体も現れるかもしれない。
もはや本来の意味の「ふるさと」への寄付というものではなくなってしまったことは残念であるが、市民が寄付したいと思えるような何かを自治体には考え続けてほしい。
なお、アマゾンギフトキャンペーンは↓の泉佐野市の特設サイトからしか適応にならないのでご注意を。
昨日からずっとアクセスはつながりづらくなっているが、申し込みはできそうである。
私はこのキャンペーンは使わず、泉佐野市に1万円を寄付してエビスビールを24本もらおうと思う。
これも220円×24本=5,280円と返礼品が寄付額の5割を超えている。
てことはもうすぐ規制されちゃうのだろうか、、
マイカー、カーシェア、タクシーの年間支出額を比較したらタクシーが圧倒的に安かった
我が家にはマイカーがある。
7,8年前に購入したスバルのインプレッサで、大体200万円で購入した。 家は東京都内だから普段の移動は電車が多いのだが、週末の買い物ではよく車を使う。
しかし、私はふと思うのだが、マイカーは本当に必要なのだろうか?
たしかに、マイカーを持つことは憧れであり、カッコいい、男のステータスなどと思っている人も依然として多いだろう。
しかし、経済的な合理性を考えるとマイカーを持つことは良いとは言えない。 特に、都内に住んでいて基本的な移動が電車やバスに代替できる場合、持たない方が年間支出を抑えられる。
そこで、今回は我が家のような、都内在住、週2回の買い物のために使用
という条件で、
- マイカー
- カーシェア
- タクシー
の3つの手段の年間支出を計算してみた。
まず、マイカーの場合。
かかる費用は、購入代金+保険料+駐車場代+ガソリン代+自動車税 である。 土地を持っていて駐車場代がかからない家庭もあるだろうが、都内在住という設定上今回は計算に含むことにする。
我が家の場合、購入代金は200万、保険料は我が家の場合年間6万円ほど、駐車場代は月12,000円、ガソリン代は月3000円ほど、自動車税は年間5万円ほどである。 これを1年間の支出に直すと、 20万円+6万円+144,000円+36,000円+50,000円=49万円である。
その他車検代なども入れたら、年間50万円を超える出費をしていることになる。
一方、カーシェアの場合はかかるのは利用料金だけである。 保険料は使用料金に含まれており(補償内容のアップグレードは別途料金が必要)、駐車場代も自動車税も借りる人にはかからない。給油カードが装備されているためガソリン代も自分で負担する必要はない。それを使ってガソリンを入れれば無料で15分延長されるなどの特典もある。
カーシェアの料金は会社によって違うが、タイムズカーシェアの料金を参考にすると、15分200円、6時間パック4000円ほどである。
よって、1回6時間×週2回乗るとして、4,000円×8回×12ヶ月=384,000円。我が家のケースで比較した場合、マイカーより10万円ほど安くなる。
1回に載る時間を短くすればさらに安くなり、週2回より多く乗る場合はカーシェアのほうが高くなりそうである。
最後に、タクシーの場合はどうだろうか。
我が家の場合、買い物で車を使うことが多く、それは帰りの荷物が重いからである。行きは電車を使い、帰りだけタクシーを使うと想定する。スーパーと家の距離が5kmだとすると、電車賃は200円、タクシー代は2,000円ほどと計算できる。
よって、2,200円×8回/月×12か月=211,200円である。
なんと、一般的に高級と思われているタクシーが最も安いという結果になった。
もちろん、車を使うのは買い物の時だけではないが、他の場合を考慮してもマイカーの50万円を超えることは考えにくい。
買い物のときは行きは電車、帰りはタクシーを使い、1日や2.3日の長い時間車を使い土岐はカーシェアを使うなど、目的に合わせて手段を変えていくとよいのではないかと思う。
特に、タイムズカーシェアは学生であれば月額基本料金が無料なので、マイカーを保持していなくても好きな時に車を使うことができる。
何よりも、マイカーを持つことは維持費が高すぎる。1ヵ月に1回しか運転しなかったとしても、ガソリン代以外は毎月同じ額を払わなくてはいけない。
カーシェアのある駐車場まで歩くのが面倒だったり、不便を感じることも多少はあるかもしれないが、1年で出費が10万円以上少なくなるのと天秤にかけたときに、自分にとってどちらが良い選択かは考えたほうが良いと思った。
今現在ステータスのために車を持っている人も、浮いた10万円でステータスになるような別のものを買うという選択もできるわけだ。
固定費を減らすことは経済的にも精神的にも余裕を生むものであるので、新しく車を買おうか迷っている人は個々のケースで費用面を他のカーシェアなどの選択肢と比較してみてはいかがだろうか。
なお、今回は都内に住んでいる我が家のケースをもとに計算したため、地方に住んでいる方は事情が変わってくるので注意してください。
LINEモバイルの初月請求額がマジで432円だった
以前別の記事でラインモバイルに乗り換えた話をしたが、先日LINEモバイルから初めての請求案内がメールで届いた。
確認してみると、今月の請求額がなんと432円だった。
安い。
安すぎる。
今まで7000円以上払ってたのは何だったんだ。
内訳をみるとこんな感じである。
素晴らしいことに、LINEモバイルは月額基本利用料が初月無料なのだ。
だから、コミュニケーションフリープラン10GBプランの元々の料金である3,220円が全額引かれている。
本当は登録事務手数料が3,000円かかるが、エントリーパッケージを使用したことでこちらも免除されている。
SIMカード発行手数料はLINEモバイルに乗り換えるときに必ず必要になるものなので、この432円は仕方がない。
この画面を見ると私は10GBのプランを契約しているが、2月からは5GBのプランに変更している。これにも理由がある。
実のところ、私は1か月に6GBほどしか容量を使わない。ソフトバンクの時は7GBのプランを契約していたが、ほとんど通信制限になることはなく、SNSも含めて6GBぐらいになる月が多かった。
よって、LINE、Twitter、Instagram、Facebookの4種の神器のデータ量が無制限になるコミュニケーションフリープランなら、5GBあれば十分だった。
しかし、LINEモバイルは月額使用料初月無料なうえ、余ったデータ量は翌月に繰り越せるのだ。1月は10GBのうち、1.5GBほどしか使わず、約8.5GBが2月に繰り越された。
だから、2月は前月分の8.5GB+5GB=13GB以上使えることになる。
初月無料のときに多いデータ量で契約し、翌月から通常のプランに戻せば、さらにお得にデータ量が使えるということである。
ちなみに、2月からの3か月間はキャンペーンで料金が月々830円になる。
2月は13GBを830円で使えるのだ。5GBを7,000円ぐらいで使っている人と何倍の差になるだろうか。。
データ量は1ヵ月しか繰り越せないのだが、2月は最大5GBを翌月に繰り越せる。
2月は繰り越し分の8GBを使って、3月は2月の繰り越し分の5GBと合わせて10GBまで使えることになる。それでも余ったら翌月にまた繰り越せる。
これがしばらくは1,000円もせずに使えるなんて、いくらなんでも安すぎるだろ。
1ヵ月弱使ってみたが、通信が遅いなど感じたことは全くない。利用者が少ない分快適に使えているのだろうが、今後この魅力に気づいてユーザーが増えれば多少回線は遅くなるかもしれない。
「今乗り換えたら解約手数料が、、」などと言ってる場合ではない。
9,800円の解約手数料なんて2か月分の料金の差額で取り返せる。1年間で6万円の差がつくのだから、乗り換える時期が早ければ早いほうがお得になる。
1年後に契約が切れるからと言って、手数料を免れるために1年待つぐらいなら今すぐ乗り換えたほうがお得なのである。
昨日、ビックカメラに行ったら格安キャリアコーナーがとてもにぎわっていた。Ymobileのベストを着た販売員がたくさんいたけれど、結局人件費かけてるやん、、
LINEモバイルの服を着た販売員は新宿のビックロで1人見かけたが、それ以外は全く見たことない。
あんまり販売員が多いところは格安キャリアといいつつもそこまで価格が安くない傾向にあるので要注意だ。
もはや破格すぎて誰にも教えたくないのだが、本当におすすめなのでまだの方は乗り換えを検討してみてはいかがだろうか。
アナロジー思考で発想力を豊かにしよう
以前『メタ思考トレーニング』で紹介した細谷功氏の著書に『アナロジー思考』という本がある。
ロジカルシンキングに関する著書で有名な著者だが、『アナロジー思考』はむしろそれとは逆で、発想力を豊かにするための思考法である。
では、本の内容について説明しよう。
アナロジーとは日本語で類推と訳され、類似している者から推し量るという意味である。
アナロジー思考とはアイデアを生み出すための思考法であるが、世の中に全く新しいアイデアは存在しないと述べている。例えば、Netflixは月額性の動画ストリーミングサービスだが、あれは新聞などのサブスクリプション型のビジネスモデルをアナロジーしたものである。
よって、アナロジー思考で大切なのは、「一見似ていない世界から借りてくる」ことであると筆者は述べている。
筆者はアナロジー施行の例として、かばんと予算管理の例を挙げている。
仕事の際、あなたが上司から「予算管理を現在の部署ごとからチームごとに変えようか検討しているが、チームごとの管理にした際のメリットとデメリットをまとめてきてくれ」と言われたとする。
今まで経理部にいたこともなく、数字にも強くないあなたがいきなりこれを頼まれたとする。
悩んでいる時、あなたは同僚とランチに行く。
そしてその同僚は最近かばんを買い替えたという。
そこで彼女は、「前のかばんに比べて中が小分けになっているから、几帳面ではない私でも中身がぐちゃぐちゃになることがなくなった」という。
そこであなたはひらめくのである。カバンが小分けになっているかも、予算管理を部署ごとにするのかチームごとにするのかも、「資源をどのように配分するか」という観点で見れば同じことではないか、と。
そう考えると、カバンを小分けのものにすることで得られるメリットは、予算管理をより細かいチーム単位で行うことで得られるメリットはよく似ているのではないかと考えられる。
例えば、普段からきちんと整理できる人はカバンの中身が小分けになっていなくても整頓されている。よって、小分けのかばんは普段きちんと整頓できない人に向いている。また、小分けになっていればどこに何があるかが一目瞭然になる。
これを予算管理に当てはめると、きめ細かい管理ができるマネージャーがいれば、部署ごとの管理でもうまくいくと考えられる。一方、マネージャーがあまり管理が得意ではない場合、チームごとの管理にして予算を細分化したほうが上手くいきやすいだろう。
そして、チームごとに予算が細分化されれば、チームごとに予算の使われ方が適切かどうか、ムダが発生していないかが発見しやすくなる。
一方、小分けにすることにデメリットもある。それは細分化することで柔軟性がなくなるということである。
例えば、小分けのかばんの場合、収納したいものとあてはまるスペースがない場合、使えない無駄なスペースが出てくるということである。チームごとに予算管理した場合、予算を使いきれないチームがあった場合ロスを生むことになる。
逆に、かばんの中に1つの大きいものを入れたい場合、小分けのかばんだと収納できない。予算管理に例えると、成長事業を担うチームが予想外の投資を必要とする場合、チームごとに予算が決められてしまうと身動きが取れなくなるということが発生するのである。
このように、予算管理というなじみがないものでも、かばんというなじみのある世界から「借りてくる」ことで、新しいアイデアが生まれ、思考の幅が広がる。
先ほど紹介したかばんと予算管理の例は「物事を細分化するかどうか」という視点でアナロジーを働かせることができる例であったが、これはクラウド上のファイルの整理などでも応用を聞かせることができる。
今はやりのシェアリングエコノミーなども、今や車や家、時間や労働力など、様々なアイデアが生まれているが、それも「一見遠くに見える世界から借りている」アナロジー思考に基づくものだといえる。
具体的なものを「これは要するに、、」という風に抽象化する癖をつけておき、自分の引き出しを持っておけばいざというときにアイデアを出すヒントとなる。
まだ読んでない人にはぜひ読んでみてほしい一冊である。
スクリーンタイムで大切な時間を守ろう
iPhoneのスクリーンタイムという機能をご存知だろうか。
iOS11から新しく導入された機能で、自分が1日にスマホを使っている時間やアプリごとの使用時間がわかるものだ。
前々からスマホを使いすぎている実感はあったが、一日に何時間使っているかは測りづらかったので、とても重宝している機能である。
ちなみに、スクリーンタイムを使い始めたとき、1日の平均使用時間はなんと3時間45分だった。
しかもそのうちの約3時間はLINEやインスタグラムなどのSNSが占めていた。さすがにこれはまずいと思い、一日のSNSの閲覧時間を減らそうと決意した。
ちなみにスクリーンタイムは、使用時間がわかるだけでなく1日のアプリの使用時間を制限することもできる。
例えば、私は1日のSNSの合計使用時間を2時間に設定している。インスタとツイッターは今やっていないのだが、それでも2時間の通知がくることがある。使用時間を設定すると、制限時間の5分前に一度通知が来て、時間が来ると制限がかかる。
このとき、「15分後に再通知」、「今日は制限を無視」という選択肢もあるので、どうしても使う必要がある場合は制限時間を超えて使うこともできる。
しかし、どうしてもという場合を除いて延長はしないようにし、基本的には1日の2時間以内に収められるよう時間管理することを意識している。
このスクリーンタイムを使い始めてから、二つの良いことが起きた。
まず一つ目に、スマホを見る時間が減って自分の使える時間が増えたことである。以前は1日3時間半以上画面を見ていたのが、今では1時間半まで減らすことができた。使い方をよりシビアにすれば1日1時間ぐらいにまでは短縮できそうなので、徐々に減らしていこうと思う。
今まで時間がないと嘆いていたが、スマホを見ないと意外とやることがないことに気づく。時間を持て余すから、徒歩での移動中はラジオで経済ニュースを聞き、電車に乗っている時は本を読むようになった。
書籍代は前より高くなったのだが、読書は自分の中で投資的行動に分類しているので悪いことではない。
そして二つ目に、LINEのレスが格段に速くなった。
以前は「後で返せばいっか~」などと考えていたが、今では1日2時間の使用時間に抑えるため、メッセージは見たらその時にすぐ返す癖がついた。
これは意外と大事なことである。忙しい人ほどラインの返信が早いとはよく言われるが、これも同じ原理なのだと思う。多忙な人は溜まった仕事をすぐに解消しないとどんどんやることが溜まっていく。だから連絡が来たらその場ですぐに返す。
就活でOB訪問などをした時も、仕事ができるエリート社会人は返信が異常に早い(もちろん勤務時間中は除く)。
プライベートだけでなく、特にビジネスではレスの早さは相手との信頼にもかかわってくるので重要なことだと思った。
スクリーンタイムを使って自分なりのルールを設けることで、嫌でも時間の使い方を考えなければならなくなるので、まだ使っていない人はぜひ一度使ってみてほしい。
とはいえ、普段4時間スマホを見ている人がいきなり2時間にするといっても多分上手くいかない。自分の場合はTwitterとインスタグラムのアプリを消したことで大幅に時間を削減したが、それは難しいという人も多いだろう。
制限時間の通知が来ても「今日は制限を無視する」をいつも選んでしまっては結局意味がなくなる。
よって、最初は今の使用時間の8割ぐらいに目標を設定するのが良いのではないだろうか。それでも無理なら、最初は1日10分でも短くなれば良い。最初はつらいだろうが、1週間や1か月ごとに目標を立て、徐々に短くしていけば苦痛でもなくなる。
そうやって自分の大切な資産である時間を守らないと、満員電車でスマホを横持ちにしてゲームするサラリーマンみたいになってしまう。
ちなみにSNS制限のデメリットがあるとすれば、自分はTwitterとインスタグラムを消したことで、周囲の会話についていけなくなるということが起こった。
「○○この前海外行ってたよね~」とか、インスタグラムのストーリーに載っていたことを知っている前提で話が進められるのだ。
でも知っている体で話に乗っかれば全然問題ないし、それにももう慣れてしまった。
自分の時間を守ることで、ブログのような新しいことに挑戦することもできる。
スマホはほどほどにして有意義な週末をお過ごしください。