マネーフォワードで収支を管理しよう
マネーフォワードというアプリをご存じだろうか。
いわゆる家計簿アプリで、日々の支出や収入が管理できる優れものである。
今まで小遣い帳が1か月以上続いたことがない私だが、このマネーフォワードは約2年前から使いはじめ、未だに続いている。
極度のめんどくさがりの私でもこんなに続くのにはワケがある。
今回は、そんなマネーフォワードの特徴を紹介しよう。
マネーフォワードのすごいところは主に3つある。
まず一つ目に、UXの良さである。月ごとにどの項目にどのぐらい支出があったかがパッと見てわかる。
こんな感じに表示され、前月と比べたりして使いすぎている項目がないかすぐに確認することができる。
2つ目は、連携先のバラエティの広さである。
銀行口座はもちろん、クレジットカード、電子マネー、モバイルSuica、スターバックスカード、証券口座など、幅広い連携先がある。
よって、資産がいくつもの場所で管理されている場合でも、収支が一目瞭然である。
私の場合、みずほ銀行、三井住友銀行、証券口座、スターバックスカード、財布(現金管理)に資産が分散されているが、すべてと連携することでややこしいことにならない。
そして3つ目に、現金管理以外は何も操作する必要がないという簡便さである。
現金で支払ったり受け取ったりしたものは、日付、項目、金額を入力する必要がある。これも10秒ぐらいで終わるから別に面倒ではない。
しかし、クレジットカードや電子マネーで支払った場合、連携さえしていれば勝手に支出に計上されるので何も操作する必要がない。
現金しか使えないところでは仕方なく現金を使うが、私は普段ほとんど現金を使わない。電子マネーが使える場所では必ず電子マネーを、電子マネーが使えなくてカードが使える場所ではカードで支払う。
最近は電子マネーが使える自動販売機が増えてきたが、現金しか使えない自販機はほとんど使わない。
現金派の意見として、カードだと払いすぎていることに気づかずたくさん使ってしまうというのがあるが、マネーフォワードで自動で集計されているのでそれを見れば使いすぎているかどうかはすぐにわかる。
自動でデータに残るが、項目などが意図してるものとは異なることがある。
例えば、交際費で計上したい支出が食費で計上されてしまうことなどは時々ある。しかし、それは後で確認して変えたければ変えることができるし、基本的には項目も正しく判断してくれる。
だからレシートをわざわざ取っておいて財布がパンパンになることもない。
以前、レシートの写真を撮るとそれを判断して集計してくれるアプリがあったが、あれは長続きしなかった。それは、私にとってはレシートを取っておくことも写真を撮ることも面倒だからである。
こういうのは続けることが大事だから、手段はマネーフォワードでなくても何でもよい。
私の母は、2日に1回必ず家計簿をつけている。レシートと照らし合わせて電卓で計算し、紙の家計簿に丁寧に書き込んでいる。しかもそれを私の家計簿アプリよりはるかに長い期間続けている。
それが習慣となって継続できるならそれでも全く問題ない。
けど私は極度のめんどくさがり屋だから、できるだけ普段の操作は少なく簡単なほうが長続きする。
だから他の手段ではだめで、マネーフォワードだから続いてきたのだ。
しかし、家計簿アプリには弱点もある。
それは、1円単位の管理は難しいので几帳面な人にはあまり向かないということだ。
自販機で飲み物を買って100円を入力し忘れたり、友達と割り勘してカードでまとめて支払った時など、多少の誤差が発生することはよくある。
私の母の場合、1円でも計算が合わないと頭を抱えているので、そうゆう人には向かないと思う。
私は収支がざっくりと把握できれば良いので、家計簿アプリが向いているのである。
私と同じめんどくさがり屋の人でマネーフォワードをまだ使っていない人がいたら、ぜひ使ってみてほしい。これで続かなかったらもうあきらめるしかない、、