「消費的行動」と「投資的行動」の違いを普段から意識しよう

私は「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでから、行動を起こす前に一つ考えるようになった。

 

それは、この行動が「消費」か「投資」かを考えることである。

 

特に、お金を使う前には必ずこれを考える癖がついた。

 

ここでいう「消費」とは、自分の快楽のためにお金や時間を使うことである。

 

例えば、ブランド品を買うのは自分の欲求を満たすための「消費」であるといえる。ブランド品を持つことで著名人とのネットワークを得て新たなビジネスのきっかけとなったり、ブログで紹介してアフィリエイト収入を得るなどの場合は「投資」にあたることもあるが、基本的には消費的行動に含まれるだろう。

 

一方で「投資」とは、株式投資などの狭い意味ではなく、将来自分に何かしらの形でリターンとして返ってくるものにお金や時間を使うこと全般を指す。

 

例えば、筋トレは投資的行動にあたるだろう。筋トレをすることで、ストレス解消や自分に自信がつくことで異性からモテるようになるなど、使用料金と時間を投資することで将来的にリターンが得られるからだ。

 

この考えを挟むようになってから、自分の行動が一変した。

 

まず、飲み会に行く頻度が激減した。本当に親しい友達とはたまに飲みに行くが、特に意味のない大人数の飲み会には行かなくなった。去年の忘年会では5つほどの忘年会に誘われたが、実際には2つしか行かなかった。この飲み会が、3000円と3時間という自分の貴重なリソースを費やして得るものが何もない「消費」にあたると考えるようになったからだ。

 

他にも、日常で欲しいと思うものがあったとき、すぐに買わずに一歩引いて考えるようになった。これは意外に効果があって、意識する前と後で月の出費は20%ほど減少した。

 

一方で、自分の将来にプラスになるようなものであれば多少値が張っても高くないと感じるようになった。今年に入ってプログラミングスクールを40万円弱で契約した。以前であれば絶対にありえなかったが、自分の将来受け取るリターンが40万円の価値を超える「投資」であると考えるようになったからだ。

 

 

とはいえ、「消費」したいときももちろんあるし、これをなくすことは難しいだろう。その場合は、自分の行動一つひとつが「消費」なのか「投資」なのかを区別できるだけでも効果はあると思う。どちらなのかを判断して、徐々に「投資」の割合を上げていければよい。

 

今年は、投資的行動の中でも特に、プログラミング、ブログ、筋トレの3つを継続していこうと年初に計画を立てた。それぞれ今年の終わりの理想像から逆算して、1か月ごとのマイルストーンを引いたが、それについては今後別の記事で公開したいと思う。

 

みなさんも是非、普段の行動を振り返って「消費」なのか「投資」なのかを考えてみてはいかがだろうか。